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【英語と日本語の表現の違い】”肯定・ある” vs “否定・ない”に感じること

Awareness / アウェアネス

仕事がら、私は言葉や言葉の使い方・言葉の選び方に
敏感な方だと思います。

英語と日本語を比較すると、
どちらかと言うと

英語→肯定形が多い
日本語→否定形が多い

と感じたことはありませんか?


私は、あるきっかけから
英語は日本語よりも
肯定形が多いのではないから?
と感じたことがありました。


そして、
それって私たちの考え方に
影響している可能性もあるかもしないと思ったので、
シェアしてみようと思います。

例えば、質問があるかどうか確認したいとき、

英語:Do you have any questions?
日本語:質問ありませんか?・質問ないですか?


この例では、
英語では「ある」ことが前提で肯定的ですが、
日本語では「ない」と否定形でよね。


尋ねられていることが否定形だと
仮に質問があったとしても、
「ない」と言われてしまうと、無意識のうちに
なかなか質問があると言い出すのが難しくなってしまうのではないかなぁ?
と感じました。


また、こんな例はどうでしょうか?
英語:Please do your homework.
日本語:宿題忘れないでね


もちろん、英語でも否定文もあるし、否定表現も使います。
だけれども、日本語の方が
無意識的に否定表現を使う方が多い気がするのです。


私たちが考える【言語の本質】とは、
気持ちや意見・思い/想いを伝えあうこと。
https://dm-your-english.com/blog/1243/



そして伝え合うためのツールの一つが言葉。


だからこそ、
言葉はその人そのものを表すものだと私は思っています。


そして、この観点から言うと、
もしかしたら、
否定表現を使うことがどちらかというと多目に感じる日本語において、
日本語を母国語とする私たちは
英語を母国語とする方よりも
否定的に考えることが多いのかもしれません。


みなさん、日頃どんな言葉を使っていますか?
どんな言葉を使ってコミュニケーションを取っていますか?
肯定形と否定形、どっちが多いですか?


一度じっくりとご自身が使っている言葉について
観察してみるのもいいかもしれません。


私としては、
英語でも日本語でも
肯定的な言葉を選んでいきたいなと思っています。


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