レッスンをしていると、
『わからないということが恥ずかしい』
という声を耳にすることがあります。
では、
わからないことは恥ずかしいことなのでしょうか?
私の母国語は日本語です。
その日本語でさえも、わからないことがたくさんあります。
例を一つ上げるとすると、
”忖度”という言葉を初めて聞いたとき、
私には意味が解りませんでした。
なぜなら、それまでの私には聞く機会もなければ、
知る必要も使う必要もなかった言葉だったから。
英語は私にとっては第2言語です。
私が英語を使い始めてから20年以上たっていて、
ダンカンとの日常会話も英語。
英語にはどちらかと言えば、日常的に触れている方だと思います。
でも、わからないことがたくさんありあます。
先日、ダンカンとイギリスのドラマを見ていて、
Noose という言葉を初めて聞きました。
ダンカンに”この言葉知ってた・わかった?”ときかれ、
話の流れから意味を察することもできてましたが、
そのままにせず、答えはもちろんNO.
ダンカンは意味を教えてくれるだけでなく、
それにまつわる豆知識も教えてくれました。
なんて、今では私は平然と【わからな時はわからない】と言えますが、
NZに留学した当初はそんなはずもなく、
分からないことが恥ずかしいことだ
と思っていました。
そこにはやはり、
- バカにされたくない
- そんなもの知らないのって言われたくない
- できない人と思われたくない
など、負の感情がいっぱいでした。
ただある日、
語学学校の先生にわかったふりを見抜かれていました!
それを指摘され、
かえって恥ずかしい思いをしたのです(-_-;)
この経験で分かったのです。
わかったふりをしている方がよっぽど恥ずかしいと。
もちろんすぐに100%わかったふりを辞められたわけではありませんでした。
先生の指摘があってから、徐々に訓練を重ねて、
- わかったふり
- わからないことそのままにしておくこと
を辞めました。
結局、
私は他人の目や他人の見方ばかり気にしていて、
肝心の私のわかりたい・知りたいう気持ちを置き去りにしていたのですよね。。。
日本語と英語には、
文化の違い・コミュニケーションの取り方の違い・
価値観の違い・言語的な違い等、
たくさんの違いがあり、
それらが言語に影響しています。
私の経験では、英語の文化では、
わからないことがあった時、
わからないと伝えることが前提で話が進んでいくように感じます。
でも、慣れていないとなかなか言い出すのは難しいですよね。
そこで、私たちのレッスンでは、
これら、英語と日本語のたくさんの違いを説明して
英語の思考を認識したうえで、
英語で言葉と心のキャッチボールができるように
実践的なレッスンをしています。
そのため、みなさん、”わからない”と伝えられるようになっています。
ここで重要なのが、
英語の思考を認識するだけではなく
それを実践すること!
まずは第一歩として、
わからないことは恥ずかしいことと考えるのではなく、
わからないことがあって当たり前!
わからないってことは新しいことを知る機会になる!
と見方を変えられるといいですね。
そして、身近な会話の中で、
日本語でも英語でもいいので、
わからないと伝える練習をしてみてください。
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