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英語のインタラクション(相互交流)ー日本語と英語の違い:すれ違いはどこで起ったのか?

Awareness / アウェアネス

Hello!
「心と心がつながる英語」をキーワードに
英語コミュニケーション力を高めるためのコツをお伝えしています。
英語コミュニケーション ファシリテイターのマサミです!



毎日暑いですね。。。
私たちの住む地域では、ここ数日熱中症警戒アラートが発令されています(泣)


英語で双方向のコミュニケーションを図ろうとするとき、
英語には英語特有のコミュニケーションの方法があり、
日本語のそれとは異なります。
日本語特有のコミュニケーションの方法で
英語でコミュニケーションを図ろうとしてもうまくいかないことも・・・


私が経験した
日本語文化と英語文化の間で起るちょっとしたすれ違いについて
書いてみようと思います。



あるときにダンカンに
「買い物に行ってきてもいい?」と聞いたら、
「なんで聞くの?ダメって言ったらいかないの?」
と言われたことがありました。



私は「いいよ!」と言ってもらうことが前提で話していたので、
ダンカンの答えに考え込んでしまいました。



日本語文化で考えると
相手の答えを察し、
相手のいいようになるような答えを
話し手が決めてから発話しますよね。



日本語の”暗黙のルール”として
聞き手は話し手の真意を「察し」なくてはなりません。



一方で、英語の文化では、
たとえ相手に「Yes」を言ってもらい時であっても、
「Yes」か「No」かは、相手の意見・意思が尊重されるのです



相手に「Yes」か「No」で答えられる質問をするのであれば、
相手の意思を尊重することが英語でのルールです。



この場合、私はダンカンに
「私は買い物に行ってくるよ!」
もしくは、「買い物に行くけど、一緒にどう?」と
伝えればよかったのです。



もう一つ違う例を挙げててみます。



クラインアントさんは、お忙しくお仕事をされているので、
セッションの日程を変更されることもあります。
その時に、「レッスンの日程を変更することは可能ですか?」と
連絡をいただくことがあります。



日本語的に考えると、私が相手の状況を「察して」
「いいですよ!」と答えることが前提になっています。



一方で、英語的に考えると、
質問をされているのだから
「Yes」か「No」は私が決めることができます。
よって、もし私が「No」と答えたとしても、
私の意見は尊重されます。
なぜなら英語文化では、
相手の意思を尊重することがルールだから。



では、英語文化ではどう伝えればいいのか?



「レッスンの日を変更してください。」
「レッスン日の変更をお願いします。」




と言われたら「レッスン日を変更したい」という
クライアントさんの意思を私は尊重しなくてはなりません。
そのため、「ではいつがいいですか?」となるわけです。



とはいえ、「言い切ってしまうと、きつく聞こえる」と感じるかもしれません。
でも、それさえも、コミュニケーションなので、
英語の場合は確認すればいいのです。



また、英語ネイティブでも、
相手に質問することによって、物言いが柔らかくなると考える方もいます。



一つだけ言えることは、
日本語式のコミュニケーション方法を用いて
英語でコミュニケーションをとろうとすると、
すれ違いが起こる可能性があるかもしれない

ということ。



”これが絶対”ということではなく、
日本語文化と英語文化のコミュニケーションの取り方の違いを
しっかりと認識し、英語特有のコミュニケーションのルールを身に着けて、
ご自身にあった、TPOにあったコミュニケーションを取っていきましょう♪



参考までに、「英語と日本語では気の使い方の違い」も読んでみてください^^
英語コミュニケーションにおける「気遣いができる」ってどういうこと?
https://dm-your-english.com/blog/2974/


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