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「あなたが何がわからないのかわからない」と先生に言われた日に気がついたこと

Mindset / マインドセット

こんばんは!
英語コミュニケーション ファシリテイターのマサミです。



英語でコミュニケーションをとっているとき、
あなたは「わからない」と相手に伝えられていますか?



私にとっては「わからない」と言うことは難しいことでした。
ですが、私が「わからない」と言えるようになった
ニュージーランドの語学学校での
目から鱗の出来事をシェアしてみようと思います。



語学学校に通い始めて1か月くらいたったころ、
私は午後のレッスンが終わった後、担任の先生に呼び出されました。



そして彼女は私にこう言いました;

I can’t help you because I don’t understand what you don’t understand.

【私にはあなたが何がわからないのかわからないから、あなたを助けることができない】

私が語学学校に入学してから1か月間、何が起こっていたかというと、、、



私はわからないことがあったとしても、❝わかったふり❞をして、授業を受けていました。

  • 先生の言っていることがよくわからないことがあった
  • 単語の意味がわからないことがあった
  • クラスメートとの会話で、話している内容がよくわからないときがあった
  • クラスメートの質問がわからないことがあった
  • 多分こんな感じかなと思っていたら、私の理解が全然違っていた



それでも、❝わかったふり❞をして、笑顔で会話をしていたし、
相槌を打っていたし、質問にも答えていた。
もちろん私は、 ❝わかったふり❞をしているので、
質問に対して全然トンチンカンな答え言ってたり、
相手と話がかみ合わないことがあった。



ですが、、、
私が❝わかったふり❞をしていることなんて
担任の先生にはお見通しだったんです。



それでも、彼女は、1か月間は、私がどうなるかを見守ってくれた。
でも、どうにも私が変わらなかったので、私は先生に呼ばれたのでした。
そして言われたのが、上に書いてある言葉。



いやぁ~、衝撃でした、、、バレテカタ!と。。。



この時の私はどんな意識だったかというと、、、

  • わからないということで話を中断させたくない
  • わからないということで、バカにされたくない
  • わかっていないと先生やクラスメートに知られるのが恥ずかしい
  • そんことも知らないの!ってクラスメートに思われたくない
  • そんなことも知らない自分が恥ずかしい
  • 質問をすることで、相手に迷惑をかけたくない
  • 質問をすることで、面倒くさい人と思われたくない
  • 質問するのが怖い


わからないこと、質問することに対して、
ネガティブな感情がいっぱい。
わからないことも質問することも怖かったし、

そうであることが恥ずかしかった



ということに気がつきました。



先生にそうやって言われたからといって、「はいそうですか!」と
すぐに自分の態度を変えられたわけではありませんでした。 



やっぱりね、
“わからないことが恥ずかしい” 
“質問するのが恥ずかしい”というハードルが結構高くて。。。
一歩を踏み出すには、それからもう少し時間がかかりました。



実際に、初めてレッスン中に【わからない】と言ったときの、
不安で、ドキドキして、ドギマギして、
手に汗をかいていて、胃がキューってなって、
落ち着かなかったあの感覚は今でも鮮明に覚えています。



今でこそ、わからないということ、
質問をすることがが恥ずかしいことではなくなりましたが、
ここまで来るには、もちろん、わかったふりをすることも何度も何度も何度もあって。
で、あとあと質問すると、”なんでその時に聞かなかったの?”
と言われたことが何度も何度も何度もあります。
そりゃそうよね、相手との話が全然違う方向に行ってしまって、
話がかみ合ってないのだから。。。



時が流れ、ダンカンと私は今、
【あなたの心が伝わるあなただけの英語】という英語レッスンプログラムを提供しています。
当時、私に【私にはあなたが何がわからないのかわからないから、あなたを助けることができない】と言ってくれた先生と同じ立場になりました。



そうするとね、私も英語学習者として同じ道をたどってきたということもあるし、
英語を15年以上教えてきた経験から、
やはり、「クライントさんがわかってないとき」はわかるものなのですよね。



わからないことは決して恥ずかしいことではありません



わからないままにしておくことの方が、
もしかしたら素敵な機会を逃しているのかもしれません。
だって、わからないということは、逆に考えれば、



知るための余地があるということ!

新しいことを知ることができるということ!



コミュニケーションにおいては、
対話の相手と話がかみ合わないまま会話が進んでしまうよりも、
お互いに伝え合いながら、
お互いの理解が深まったほうがきっと楽しいと思うのです。

なので、わからない時は、

  • 思い切って”わからない”と伝える
  • 質問をしてみる
  • 私の理解はあっている?と相手に確認してみる

ということをお互いにしていきながら、
会話が進められて、会話が拡がっていくといいですね。

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