Hello！
「心と心がつながる英語」をキーワードに
英語コミュニケーション力を高めるためのコツをお伝えしています。
英語コミュニケーション ファシリテイターのマサミです！
前回の投稿の中で、
「話し手と聞き手に役割がある」と、お話ししました。
その役割が知り、実践することを通して
英語コミュニケーションを体感し、
英語でコミュニケーションをとるということを感覚的に
体に落としてくのが
私たちが提供してる【英語コミュニケーションプログラム】です。
そもそもなのですが、
「相手に自分の言いたいことが伝わっている」というのはどういう状態なのでしょうか？
多かれ少なかれ
- 自分の想いや考えていること、気持ちや意見が
- 言語化され相手につたわり
- そして、相手が自分の言っていることを理解してくれること
という段階を踏んでいるのかなと思います。
どうでしょうか？
そして、
「自分が相手の言っていることがわかっている」と言う状態は、
この反対で、
相手の気持ちがや考えが、
言語を通して自分の伝わり、
自分が相手の言っていることが理解できる
ということなのではないかなぁと思います。
一方で、
言葉によってすべての情報が自分や相手に伝わっているかというと、
そうではないこともあります。
逆に言えば、お互いの言っていることを100％理解できることなんて
多くはないのかもしれません。
なぜなら、
自分も相手も、
お互いの頭の中をのぞき見することは出来ないし、
共有することもできない から・・・
例えば、
誰かが「春だね～」と言ったとします。
これを聞いたとき、あなたは何を思い浮かべますか？
桜が咲いている情景でしょうか？
雨が降った後、道路に桜の花びらの絨毯ができているでしょうか？
新芽が出ている情景でしょうか？
太陽の光の強さでしょか？
晴れの日でしょうか？
暖かい日でしょか？
雨の日でしょうか？
ウグイスの声でしょうか？
私にとっての「春だね～」の一つは、
大まかにいうと、青く晴れた空に、白い雲が流れていて
心地よい風が吹いている情景なんです。
その時によって春の感じ方が違うので、
”一つ”と言ってみました。
どうでしょうか？
私のイメージとあなたのイメージは一緒でしたか？
たぶん、近しいことはあっても、
まったく同じにはならないと思うんです。
というのも、
学びや経験、
持っている知識、
育ってきた環境も興味、
バックグラウンド、
感じ方も、
ひとりひとり違うから。
むしろ、違っていて当然なんです。
そして、その違いが、言葉や感情、表現として表れはずなのです。
仮に、自分と相手の考え方や感じ方が全く同じだったら、
かえって、ちょっと怖い感じもしませんか？！
私の知る限りでは、
日本語のコミュニケーションでは、
「春だね～」と言われたら
「うん、そうだね～」で終わってしまうかもしれません。
春だという感覚を大切にしていて、
特段、「お互いが何をもって春だ！と思っているのか」には
重きがおかれていない印象です。
一方で、英語でコミュニケーションをとっていると
英語って日本語よりも説明する言語なので、
話す内容が多くなり、
「あなたにとって何が春なのか」を伝える傾向があります。
伝えている内容が、その人らしさを伝えているんですよね。
また、自分と相手との共感する点や違いを【具体的に】知りたいのが
英語でのコミュニケーションだと思います。
お互いの共通点を知って、
より会話を広げていることも楽しいことです！
反対に、その違いを知ることも楽しい。
そして、その違いを尊重しているイメージです。
では、伝わらないモヤモヤをどうしたらいいか？
ただ事実の述べるのではなく、
・言葉をちょっと多めにして
・相手にイメージが伝わるように
・具体的に説明して
みてください。
このとき、感情や感想を伝えることも忘れずに！
では、英語でのコミュニケーションを
楽しんでくださいね♪
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