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英語のInteraction – 「聞く」と「聴く」の違い

Tips for Communication /対話のコツ
話に耳を傾けているイメージ

Hello!
「心と心がつながる英語」をキーワードに
英語コミュニケーション力を高めるためのコツをお伝えしています。
英語コミュニケーション ファシリテイターのマサミです!


アメリカ人の友人が日本語教室に通っています。
”日本語には同じ読み方なのに漢字も意味も違うので困惑する”
と言ってました(汗)



それに関連して・・・
今日は英語のinteraction(相互交流)にも必要な
「(話を)きくこと」について書いてみますね^^



「(話を)きくこと」に関しての漢字は
「聞く」と「聴く」がありますよね。



英語の単語にすると、
「聞く」は「Hear」
「聴く」は「Listen」



「聞く」は「音や声が自然に入ってくる」→受動的
「聴く」は「理解しようと耳を傾ける」→能動的



例えば、カフェの隣の席の会話がなんとなく
耳に入ってしまうことってありますよね。
こんな時は「聞く」になります。
相手の考えとかを気にかけることもなく
BGMのように「言葉のみ」を音としてとらえている感じです。



英語でのInteractionに当てはめてみると、
相手が話しているのに


・次に質問が来たらなんて答えよう・・・
・あの文法であってたかな・・・


などなどと考えていて
相手の話を話半分で聞いている感じです。



一方で、
例えば、音楽を聴いていて、
自分の好きな音楽がかかったら、
集中して耳を傾けて
その音楽を聴きますよね。
感情が揺さぶられたり、
その曲の情景が浮かんでくるかもしれません。
「聴く」は、「耳・こころ・目」を使う感じです。



このように、入ってくる情報量が
「聞く」よりも、「聴く」の方が
圧倒的に多いわけです。



では、
「相手の話を耳・こころ・目で聴く」とは
どういうことなのか、というと・・・


①耳で聴く
文字通り、相手の言葉や声を耳で聴くことです。
声の大きさやトーン、話し方が平坦なのか抑揚があるのか、など
「音」として入ってくるだけでなく、
言葉の選び方や本当に伝えたいことは何なのか?など、
耳から入ってくる情報に対して「聴く」ことです。



また、相槌を打ったり、
会話の内容を確認をするような質問をすることで、
「あなたの話をちゃんと聴いているよ」と
相手に伝えることもできます。



② こころで聴く
「相手の伝えたいことを理解しよう」
「相手のこころに寄り添おう」
「相手のこころを受け取ってみよう」
と真剣に相手の話を聴こうとする姿勢です。



③ 目で聴く
ジェスチャーや顔の表情やしぐさなどの
非言語コミュニケーションから得られる情報です。



とくに英語は、
アイコンタクトが大切だと言われています。
そうすることで、ここでも
「あなたの話を聴いているよ」と
相手に伝えることができるわけです。



ここまで「聞く」と「聴く」の違いを説明してきました。
英語での相互交流においては、
「聴く」を重視するといいのではないかと思います。
それは、英語が「対話する言語」だから。


これもまた英語のInteractionに当てはめてみると、
「聴く」ことで、
交流している相手の伝えたいことの意味や意義が
分かったり、相手との共通点や違いが探すことができて
会話が拡がっていく感じです。


そしてそれが
Interaction(相互交流)の醍醐味なのかなあ
と感じます。



ちなみにですが、私が知る限りでは
「聴く」は学校で学ばないスキルのような気がします。
なので、「聴く」練習をする必要がありますよ^^



最後に、みなさん英語でInteractionするとき
相手の話を「聞いて」いますか?
それとも、
相手の話を「聴いて」いますか?



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